Reverb(リバーブ)等の空間系のエフェクトの場合、通常『(AUX)オグジュアリートラック』にReverb(リバーブ)を読み込ませ、そこから各トラックにReverb(リバーブ)を送るという方法をとります。
このような方法を『センドエフェクト』と呼びます。
①1つのReverb(リバーブ)を複数のトラックに使えるのでCPUの負担を減らせる。
②原音とエフェクト音のバランスを個別で調節出来る、等のメリットがあります。
まずリバーブをかけたいトラック(今回はPiano)の図の赤丸のところをクリックして、、
『新規AUXトラック(新規ステレオバンドル経由)でbusを選びます(AUXトラックは11-12から!!とか自分で決めておくと他のbusと混乱しなくて済みます。』
すると矢印のようにAUXトラックが作成されます。今度はAUXトラックにリバーブを挿入します。赤丸の場所をクリックして、、、
『MOTU Reverb(ステレオ)』を選びます。
すると『 Reverb』が立ち上がりますので、プリセットを選ぶため矢印をクリックします。
今回は『Bright Hall』を選びます。
再生させるとピアノトラックにリバーブがかかったのが確認出来ると思います。
赤丸のノブを動かすとリバーブの量を個別トラック毎に変更出来ます。
他のトラックにも先ほどのピアノトラックと同様にbus11-12を指定してやると、、
先ほど立ち上げたリバーブがそのまま使えますので、赤丸のノブでリバーブ量を個別に指定します。
①プリディレイ(原音が鳴ってからリバーブが聞こえてくるまでの時間を決定する)
②ディケイ(残響時間を決定する)
③ディフューズ(リバーブに含まれる反響音どうしのなめらかさを決定する)
④ブライト(リバーブ成分に含まれる高音成分の量を決定する)
⑤リバーブレベル(リバーブ音のゲイン量を決定する)
⑥ミックス(エフェクト(ウェット)信号と元の(ドライ)信号とのバランスを指定する)